1限目 資格の勉強

【宅建独学】登録実務講習の2021体験談。福岡TAKKYOでの2日間講習

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2020年10月組で宅建試験を受け、12月に結果発表。

不動産営業の経験が2年以上ない者は、登録実務講習が必須。

上記を満たしていないと、宅建士証は交付してもらえません。

というわけで、受験後すぐに登録実務講習を申込。

受講先は「TAKKYO」さん。

選択理由は安さです。はい。

登録実務講習先を選ぶ

登録実務講習とは…

「登録実務講習」とは、国土交通大臣の登録を受けた講習機関が実施する講習で、宅地建物取引に関する実務経験が2年に満たない方が、この登録実務講習を修了することにより「2年以上の実務経験を有する者と同等以上の能力を有する者」と認められ、宅地建物取引士資格の登録申請を行うことができます。

国土交通大臣の登録を受けた講習を行う登録実務講習実施機関は、全国各地(主に主要都市)にいくつかあります。

登録実務講習の内容は、宅地建物取引業法施行規則 第十三条二十一の四で決められているので、どの実施機関で受講しても同じようになっています。

教材や内容は実施機関によって多少異なると思いますが、調べてみたところ試験の難易度や講義の内容に大きな差はない様子。

しかし、大きな価格差があるんです。

社名は出しませんが、高いところですと22,000円。

一番安いところで11,000円。
(早割利用の場合)※2021.7月現在

「登録実務講習の修了試験に合格する」
目的はその1つです。

それであれば、わたしが受講可能な福岡市で一番安いところ安いところ。

で検索し決定したのが、
「TAKKYO」さんというわけです。

お値段は最安の11,000円!

おまけに会場は博多駅徒歩3分と好立地。
※貸会議室で行われるため、毎年同じ場所とは限りません。

修了証が当日手渡しというのも魅力でした。

常に「世界」を見張る必要あり

ちなみに、「TAKKYO」さんのHPには『世界一最安値です!!』と攻めた文言が書いてあった。

試験前から名前が印字された修了証があった=合格前提であったことからも分かるように試験は易しい。宅建試験の難関をくぐり抜けた方ならチョロイかと思います。

「TAKKYO」さんでの講習合格率は99.8%だそうで。

逆に0.2%の人!
宅建受かったのに落ちるとは、多分講習でうっかり寝てしまったのですね。

そう。敵は睡魔。

それだけです。

以前の記事でも書いたように、わたしは合格前に申込をしました。

頻繁に行われない登録実務講習をなるべく試験の記憶が鮮明なうちに受講したかったことと、別の実施機関にて高い料金を払うのを避けたかったため、最短時期の枠が埋まる前に仮予約をしたというわけです。

万が一宅建試験が不合格だった場合でも返金なし。

運を天に任せて申し込みしました。

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事前のテキスト3冊?

だったかな。

すみません。捨ててしまいました。

薄いテキスト3、4冊だったのを記憶しています。

あと、メールにて届く自宅学習問題をダウンロードし解いてくるように、との指示あり。

宅建試験ではあんなに毎日真面目に勉強したのに、終わった途端抜け殻になり、全くテキストは開かないまま当日を迎えたのはここだけの話。※本当は1ヶ月程度の自宅学習を推奨されています。

でも、上記の自宅学習問題だけは前日にサーッと通りました。

結果から申しますと、事前予習いらないかもしれません。

講習の2日を寝ずに、真面目に受けていれば修了試験は受かります。

予習するより前日8時間睡眠を!

何気にタイトなスケジュール

2日間の日程はなかなかハードです。

9:00~16:00まで。

休憩は15分ずつ。
お昼は30分。
トイレ行って、ラムネ食べて、伸びをしたらもう終わり。

お昼ご飯を買いに行く時間も余裕がないため、パンなど持参しましょう。

わたしは初日、あろうことか筆記用具を忘れ(消しゴムのみ持参)、近くのコンビニに走ることで15分潰しました。


そうそう。
遅刻は絶対厳禁です。

もし遅刻したら即失格!
という厳しいペナルティがあります。

お気を付けください。

講習内容は…

  • 宅地建物取引士制度に関する科目 
  • 宅地又は建物の取引実務に関する科目
  • 取引実務の演習に関する科目

で構成されています。

わたしがお世話になったTAKKYOさんでは、実際の演習やグループディスカッションなど一切なかったので安心しました。

というわけで。
2日間はみっちりと授業なのですが、講師の先生が実際に不動産営業を長年されて独立された社長さんで体験談を豊富に交えた授業だったので、大変興味深く、眠気に襲われることはなかったです。ホッ。

これは実際のところ講師の方によるらしいので、ここは運や相性もあるかもしれませんね。

ちなみに「1日コース」なんてのもありました。

幼児がいるのでこの1日コースでとっとと済ませるか非常に迷ったのですが、確か8:30~21:00ぐらいの鬼スケジュールだったので絶対無理だと諦め、無難に2日間受講いたしました。

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試験の難易度と絶対的な必需品

試験の難易度については、上述したように合格率99.8%です。

このカラクリは、授業で寝ずに真面目に聞いていれば、神=先生が、「テキストのここにマーカーを引きなさい」と教えてくれるわけです。

そして、そこがマルッと試験に出ますので間違いようがありません。

テキストは、持ち込み可。
テキストを開きながらテストを受けてよい、というわけです。

寝ないこと。
先生の話を耳をかっぽじって聞くこと。

そこだけ頑張れば、
絶対に大丈夫。

だから、8時間寝てきて。

そうそう。
絶対に忘れてはいけないグッズがあります。

  • マーカー
  • 付箋

この2つだけは絶対に持参して受講してください。

マーカーは、先生の指示のある場所にラインを引くため。

付箋は、そのマーカーを引いたページに目印をつけるため。

そして、試験は60分。

解き終わったら先生に提出。
その場で解答づけしてもらう。
合格なら、先生より修了証を手渡され帰ってよし!

試験に関しては合格次第帰ってよい制度でしたので、1分でも早く帰るためにスピード勝負に燃えました。

これで資格登録をし、宅建士証を交付してもらう流れに進むことができます。

宅建士になるにはお金がかかる

宅建試験7,000円+テキスト代

登録実務講習に11,000円。

資格登録の登録手数料に37,000円。
※身分証明書や、法務局で取得する「登記されていないことの証明書」の発行費なども別途。

そして、宅建士証の交付に4,500円。
※もし試験合格後1年以上経過していた場合、交付申請前に法定講習を受講する必要あり。受講料11,000円。

また、宅地建物取引士証の有効期間は5年なので、5年に1度更新手続きをしなければなりません。

この場合の更新費用は、法定講習受講料と申請手数料あわせて15,500円。

いい感じで、お金が飛んでいくのも勉強になった宅建受験でありました。

結論。大人の資格取得はよい

とにかく密度の濃い、充実した3ヶ月プラスアルファの日々でした。

30、40代の資格取得ってベストだと感じます。

  • 20代の時のように飲み会の誘惑が少ない
  • お金の有意義な使い方が分かり出す
  • 時間の使い方がうまくなる
  • 若さで勝負できない分、自己価値を求めだす

仕事にならなくても何にならなくても、自分の特技や価値を見つけ出したかったり、大人になってからの方が逆に何でも一生懸命になれたりしますよね。

もちろん難点もあります。
体力レベル2%なので、とにかく眠いとか。

でも、学生でない今。
自分のための人生を豊かにする勉強は、大いにチャレンジありだと思います。

2021年の受験生の皆さん、応援しています!

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