お母さんは心配性

「4歳の壁」にまんまと振り回される母。変わるべきは自分の言動(忍耐必須)

癇癪を起こす息子

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4歳4ヶ月。
年少組。

保育士をしていたので、年少クラスのとんでもない大変さは少しは知っています。

が、どうにかこうにか乗り越えてきたので「よしよし、この調子で頼むよ」と油断していました。

あと少しで進級というタイミングで訪れた4歳の壁。

息子がどうこうというより、正気を保てないわたしがやばかった…。

無事平穏な心を取り戻した最近なので、記録として残します。

息子よどうした。わたし冷静になれ

昨年末辺りから、息子の言動が目に余る。

過ぎ去ってしまうとすっかり忘れてしまうものですが、いろいろと大変でした。

以上児クラスになってからの「キモイ」「あんた」などの悪い言葉のバリエーションもそうですが、

とにかく落ち着かない。

話を聞かないふりをする。

我慢ができなくなった。

要求が通らないとふてくされ、動かない。

すぐ口答えする(かぶせるように)。

かと思えば赤ちゃんのように甘える。

などなど。

まぁ子どもなので当たり前ですが、それにしても目に余るわがままと、口答えと、落ち着きのなさ。

どうした。できていたことができなくなっているじゃない。

年末のお正月休みに入り2人で過ごす時間が増えると、1日中そんな息子の様子を目の当たりにし、わたしのイライラもピークに達しました。

そして、初めて息子に思いきりゲンコツを。

はぁ、初めて手をあげてしまった。

すぐ「しまった」と思ったけれど、泣かない息子の様子に余計に腹も立ち、モヤモヤしたままお正月を迎えました。

後で聞けば、「痛すぎてビックリして涙が出なかった」「血が出たかと思った」ほど痛かったそうです。

毎回、反省→改善→また繰り返しのループではあるのですが、「落ち着くのはわたしの方だ」と自分の対応の方を見直すことにしました。

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4歳の壁とは… 子どもの方が不安なんだ

【4歳の壁とは…】
子どもの精神的成長に伴って現れる壁。

4歳を過ぎると大脳の発達が進むことで時間軸や空間軸への理解が深まっていき、それまでは、「現在中心」「自分中心」だった思考が、過去、現在、未来を想定することができるようになったり、他者の気持ちを配慮しはじめたり、と認知的に大きな成長を遂げる。

その内部の変化によって戸惑いや不安が生まれ、反抗期のような行動が現れる。

そうなんです。

まさしく、子どもの成長の証。

そして、そんな成長と葛藤に伴う行動として、うちの息子のような行動が現れるそうなのです。

他サイトを参考に見ていると、やってはいけない声掛け例が載っていました。

「そんなこともできないの?」
「それはうそつきだよ」
「ちゃんと素直に聞きなさい」

うわぁ。全部言ってる。
というかこれしか言ってない。

自己肯定感を下げてどうする…。

おまけに最後の「ちゃんと素直に聞きなさい」に関してはもっと悪くて、「あまのじゃくだね」と言っていました。

「あまのじゃくだね」なんて言われたら、余計あまのじゃくがひどくなるのなんて分かりきっていることじゃないか。

分かりきっていることをやってしまうのが子育て。ということにしておきたいです。

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「叱り方」がポイント。4歳の心を育てる

わたしの子育てバイブル『男の子の一生を決める0歳から6歳までの育て方』を見直します。


やっぱり同じようなことを書いています。

「一生を決める」って書いているのになにやってんだ、と激しく後悔します。

まぁ今から頑張るとして、対応をしっかり実践するしかありません。

①癇癪が出たらまず共感。落ち着いてからどうしていけないのか丁寧に説明する。

~まずは共感してあげて、「おかあさんは自分の気持ちを分かってくれている」と思わせる。それから丁寧に説明して子どもに分かってもらう。

②自尊心を傷つける叱り方は厳禁!子どもの存在自体を責めずに叱る。

~自我が芽生えてくる4歳には否定する叱り方はNG。子どもが自分自身に価値を感じられなくなり自己肯定感が低い大人に育つこともあるそう。

③叱ったあとは安心感を与え不安を残さない。

~叱られたままだと「なにをしても叱られる」と不安を抱えてしまうので「存在を否定したわけではない」と分かってもらうフォローが必要。

特にわたしが気をつけないといけない項目を3つ挙げました。

他にも「一貫性のある𠮟り方をする」などありましたが、こちらは意識できていると思います(同じ内容で昨日は怒られなかったのに今日は怒られる、など)。

3つとも、冷静になれば簡単にできることなのに。

どんどん成長する子どもの頑張りを当たり前に感じてしまっていたのかもしれません。

②番の自尊心に関しては、本当に気を付けたい。

わたしも幼少期の経験でかなり自己肯定感が低いまま大人になったので、息子には「ありのままの自分でいいんだ」と感じて大人になってほしいのです。

と言いつつ、「ありのままの息子」を認めず、「もっともっと」と欲を出していたのはわたしなんですけども。

わたしが変わったらあっけなく息子も変わった

はい。

反省して、改めて本を読んで、「息子を信じるぞ」と決めたら、うそのように息子の言動が変わってしまいました。

絶対心に決めていたのは、自尊心を傷つける叱り方をしない。

否定的な言葉を投げかけない。

息子を待つ。信じる。

そうしたら、ほとんど叱ることなく1日が終わった…。

憑きものが取れたように、素直に聞く息子。

もちろんいろんなことに気を取られてフラフラしてはいるのですが、いきなり「そんなこともできないの?」ではなく、「待っているから何をするんだったか思い出してごらん」と言ったら、「そうだったね!おしえてくれてありがと!」とご機嫌に答え動きだしてくれる(まぁ、それもエンドレス)。

結局、こちら側の問題か。

ほんと忍耐と精神力いるなー。

そういうのはもういらない

待ち受ける「小1の壁」「小4の壁」って何。

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