子どもは宇宙人

【5歳男児って】これは自主練か、いやがらせか

寝そべる息子

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息子がね、鹿児島のじっじに電話でこんなことを言っていたんです。

「オレ、おもちゃ1つも持ってないんだよね」

見てきてごらんなさいよ。
おもちゃだらけの隣の部屋を。

全部自分で「欲しい」と言ったのにね。もう1つも気に入っていない。

あぁ、わたしの服と一緒か。
気に入って買ったはずなのに、クローゼットを開くたび、つい口から出てくる言葉。

「あ~、着るものが一着もない」

あれと一緒ね。
気持ちは分からないでもないよ。

おもちゃを買っても、結局息子が「宝物」と言い切るのは、段ボール、毛糸、輪ゴム、ティッシュの空き箱、新聞紙。こんなところであります。

ある日も、段ボールを求める息子に

「なわとびとか、鉄棒の練習でもしたら?」

つい息子の苦手なことをチョイスして一言。

息子にはイヤミは通じません。

「いいね!」

迷うことなく輪ゴムを繋げ、「かんせーい!」と叫んでおります。

その長さ、20センチ足らず。

その上をひたすらジャンプし、なわとびの自主練(なのか?これは)に励む息子の姿に、「いろいろがんばれ」としか言えない。

なわとび

あぁ、本当にいろいろがんばっておくれ。

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