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息子がね、鹿児島のじっじに電話でこんなことを言っていたんです。
「オレ、おもちゃ1つも持ってないんだよね」
見てきてごらんなさいよ。
おもちゃだらけの隣の部屋を。
全部自分で「欲しい」と言ったのにね。もう1つも気に入っていない。
あぁ、わたしの服と一緒か。
気に入って買ったはずなのに、クローゼットを開くたび、つい口から出てくる言葉。
「あ~、着るものが一着もない」
あれと一緒ね。
気持ちは分からないでもないよ。
おもちゃを買っても、結局息子が「宝物」と言い切るのは、段ボール、毛糸、輪ゴム、ティッシュの空き箱、新聞紙。こんなところであります。
ある日も、段ボールを求める息子に
「なわとびとか、鉄棒の練習でもしたら?」
つい息子の苦手なことをチョイスして一言。
息子にはイヤミは通じません。
「いいね!」
迷うことなく輪ゴムを繋げ、「かんせーい!」と叫んでおります。
その長さ、20センチ足らず。
その上をひたすらジャンプし、なわとびの自主練(なのか?これは)に励む息子の姿に、「いろいろがんばれ」としか言えない。
あぁ、本当にいろいろがんばっておくれ。
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