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指しゃぶり。
見た目には可愛らしいですが、月齢を重ねるごとに悩ましい問題へと発展していきます。
もちろん悩まれない方もいます。
実際悩むことでもないのかもしれません。
でもわたしは気になって気になって仕方なかったんですよね。
同じように悩まれている方の参考になれば幸いです。
筋金入りの指しゃぶり愛好家
だったのに。
3歳7ヶ月、突然の決別宣言!!
そう。突然、自分から決別宣言してきました。
しぶとい問題だったので、もうビックリ。
お腹にいた頃から常に指しゃぶり。
事情により完全ミルク育児だったため、母乳のように自由にミルクをあげることができず、口さみしい息子へおしゃぶりを与えたことも引き金に。
指しゃぶりは完全なる相棒になってしまいました。
赤ちゃんの指しゃぶり自体は、
- 母乳やミルクを吸うための生きる力
- 自分の指を認識して口に入れて確かめる行為
と言われる生理的行為の意味もあるので、決して悪いことではありません。
しかし、指しゃぶりが気になり出してきた1歳半頃。
フッ素塗布で歯科医に言われた、
「すでに前歯の傾斜があります」
の言葉にガーン。。。
それなりに気にしていたのでネットで情報を調べていましたし、世間でよく言われることはもちろん実行していました。
それでも、眠たくなると勝手に指は口の中。
あと、手持ち無沙汰になるような何もできない時間には、特に指を吸っているようでした(抱っこされている時など)。
小児科で相談するとまさかの、
「保育園行ってるしね」(=母親といる時間が短い)
という一言。
「えっ、まだそんなこと言われる時代なんだ」と、驚いたり傷ついたりしたこともありました。
泣くよ。もう泣くからね。
続いて、検討した指しゃぶりの特効薬です。
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指しゃぶりの特効薬 1.2.3
ネット検索していると、いろいろな成功事例やアドバイスがありますよね。
もちろん取捨選択は必要です。
1.まず、「指しゃぶりをやめる」と検索するとよく出てくるマニキュア『バイターストップ』。
まぁまぁ繊細なところもある息子なので、物理的な強行はトラウマになる気がしました。
よってこちらは使用せず。
しかしレビューの数よ!!
評価もかなり高いですし、こちらで卒業されたお子さんも多いようです。
安全性にも問題はなさそう。
指に塗る、といえば、わさびかカラシが相場じゃないの?
2.実際に試してみたのは、巷で噂の絵本『ゆびたこ』(著者:くせさなえさん)。
絵本をきっかけに指しゃぶりをやめた知り合いのお子さんも数人いましたし、クチコミも高評価。
わが家の場合、こちらの絵本で指しゃぶりをやめることはできなかったのですがお勧めできます!
この絵本を開く時の息子は、正座で神妙な顔をしていましたし、自分の右手親指に「ゆびたこ」がいないか、1人でチェックしている姿も数回見かけました。
敗因の要因は、息子のしぶとさと絵本を与えるタイミングかな。
物語の内容を自分に置き換えて考えられる3~4歳ぐらいの年齢だと、もっと刺さるかなと感じます。
わが家は2歳ちょっとで与えてしまったので、物語の言わんとしていることを理解できる部分とできない部分があったように思います。
もう3歳を迎えた頃には絵本に慣れて効果がなくなってしまっていたので。
うん、でもこれはよい。
物語としても楽しい。
ただお話は関西弁だよ。大根役者になるのは覚悟して。
3.最後は、孫の指しゃぶりを気にしたわたしの父からのアドバイス。
「赤ガエルを煮て飲ませるとよい」と、まさかの魔女の毒スープの提案。
冗談でしょ?
いえ、本人はいたって本気です。
正気の沙汰ではないのでスルー。
鹿児島ご出身の方、聞いたことありますか?
真面目なので一応ネット検索。
出るわけない。
3歳のお誕生日の約束はすぐに破られた
3歳前には、お昼寝と夜の就寝時のみの指しゃぶりとなっていました。
お昼寝時の指しゃぶりは、先生の「もう指しゃぶりやめる?」の一言であっけなく卒業。
なんなんでしょうね。あの先生効果。
ただし、夜だけはどうしても指しゃぶりがないと寝付くことができませんでした。
ダメと自覚しながら、怒ってみたり脅してみたりしたこともあります。
でもやはり強制的な卒業は、別のクセを引き出してしまいそうな気がしました(袖しゃぶったり、鉛筆や爪噛んだり的な)。
これまでずっと息子の精神安定剤だった指しゃぶり。
保育園など新しい環境に入る際や、不安な時にいつも心を落ち着かせてくれる頼りになる存在でした。
夜中に目が覚めても自分で指しゃぶりで寝入ってくれていたので、夜泣きもなく、親にとっても助け船であったことは間違いありません。
実は以前に一度、やめる宣言をされたことがあります。
3歳のお誕生日を直前にした息子から、
「3歳になったら、指チュッチュやめる!もうお兄ちゃんだもん!」
と、強い思いを打ち明けられたんです。
ネット検索でよく見かけたアレです。
自分で成長を自覚し、自分から卒業。
きっかけ卒業です。
きたか、君にもきたか。
あぁ長かったようで、あっという間だったな。
指しゃぶりの姿も可愛かったな。
言われた時にはジーンとしましたね。
しかし、その3歳のお誕生日当日の夜。
就寝時、まさかの裏切り。
やっぱ4歳のおたんじょうびでやめるね。指チュクチュク。グー(眠)
その「やめるやめる詐欺」から3歳7ヶ月のその日まで、夜限定の指しゃぶり中毒は続きます。
そして、ついに卒業式です。
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ついに来てしまった。卒業式
親も諦めモードだったその頃。
もう自分でお金貯めて矯正でもなんでもしてくれ、と思っていました。
ところが、年少さんへの進級を控えた2日前の夜(3歳7ヶ月)。
全く指しゃぶりをしようとしません。
今まで指しゃぶりなしで眠ったことなど一度もない息子ですので、もちろん眠れません。
本人もどうやって眠ったらよいか分からず、布団でごろごろ苦しそう。
1時間半経った頃、あまりに可哀想になり「もう指チュッチュして寝たら?」とこちらが根負けしましたが、本人は「しない!」の一点張り。
結局2時間ちょっとかかって、やっと眠りにつくことができました。
その日から、指しゃぶりは一切していません。
指しゃぶりとの闘い。今となっては…
指しゃぶりより、マスクの付け方直しましょう。
結局、息子自身のタイミングでの卒業となりました。
口うるさくたびたび注意してしまったり、時にはおばけで脅してみたり、逆効果のこともしながら本当に試行錯誤した日々。
本当に悩みました。
今も悩まれている方はいらっしゃるでしょうし、その時期は年長さんだったり小学生だったりして更に悩みは深くなっているかもしれません。
うちの息子の場合、親のお願いは一切聞き入れてもらえませんでしたが、意地でも保育園ではしないとか、心の成長にあわせて自分で試行錯誤していたようです。
そして親の望む時期ではなく、自分のタイミングで卒業していきました。
1つ言えることは…
こちらがあの手この手で対応していた時期はよけいに悪化した(笑)。
悩んでいたわたしが言うのはおかしいのですが、どこかのタイミングでいつかは卒業するようです。
子育てって、ほんとに楽しくて悩みの深いものですね。
ただいま、進級にともなう環境の変化で、絶賛便秘中~。
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