【画像はお借りしました】
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ドラマ版『きのう何食べた?』
大ファンです。
もちろん劇場版は映画館で。
ネタバレに気を付けつつ、あまりに素晴らしい癒し映画だったので感想を。
まず大ファンとは言っても、
まさか涙するとは想定外。
明らかに泣かせようとするシーンはないのに。
です。
美しい紅葉のシーンで、まずは涙ポロリ。
絵や景色を見て感動する情緒は持ち合わせていないのに、紅葉で涙が出るなんて不思議です。
どうした、わたし。
心が美しすぎるじゃないか。
きっとキャストの方のキャラクターや、作品の世界観と相まって導き出された涙だと思います。
そして、その直後に笑い過ぎて涙。
ケンジのクネクネした体の動きに、笑いも涙も止まらない。
同じタイミングで、隣にいた友人もハンカチを出しました。
なんでこんなクネクネしてるの。
本当に同一人物ですか。
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その後もいろんな展開を挟みつつ、シロさんとケンジの生活が展開されていきます。
シロさんとケンジは同性愛者ではありますが、
「悩みはわたしらと何も変わらないね」
と鑑賞後、友人と呟き合いました。
日々の煩雑な仕事や生活に追われたり、いろんな人の価値観に戸惑ったり、歳を重ねるごとに直面していくだろう的な問題や悩みも同じ。
その日常に愛があって、映画を鑑賞しながら不思議と、ものすごく家族や友人を思い出しました。
「今も旦那は一生懸命働いてるんだよなぁ」
「いろいろやらかしても、嫌がらずに保育園にせっせと通う息子はえらいじゃないか」
「一緒に映画を観れる友人がいるって幸せだなぁ」
「こうやって映画館で観られる生活ができていることに感謝だなぁ」
そして極論。
「生きてるだけで幸せだなぁ」
にも無事たどり着きました。
ありがとうございます。
決してわたしだけがおかしな世界に行っていたわけではなく、友人も同じようなことを感じたそうなので、間違いなく映画効果です。
そのくらい浄化されるというか、一言では言い表せない幸福感を感じました。
せっかち世界一のわたしは、普段は映画館でもエンドロールなんて見ません。
なんなら映画が終わる2秒ぐらい前に急いで席を立つのですが、今回はエンドロールが終わるまで満ち足りた感覚の余韻でぼーっとしていました(スピッツ効果)。
最後まで座っていたの初めてかも。
個人的に今年を締めくくるのに、最高の映画でありました。
あっ。
稔さん(朝ドラ)狙いもあり♡
作品によってこんなに稔さんを打ち消せるなんて…
素晴らしい俳優さんですね。
出てくるキャラクターがみな憎めなくて、価値観は違えど愛があって。
ランキングは非常に付け難いのですが、やはり、目標は田中美佐子さん演じる「富永佳代子」みたいなおばちゃんになりたい!
東宝調べ。満足度99.3%。
この作品の世界観が好きな方には、おすすめの映画です!
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