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仕事が立て込んで、昼も夜も仕事。
その様子を見ていた息子が、「大変そうだね」と一言。
でもね、
「仕事が大変」だなんて思わないでほしい。
大人になったら、長ーい年月を仕事に費やすんだから。
「仕事はたしかに大変だけど楽しいよ。うまくできたー！とか、みんなが喜んでくれたー！とかね」と伝えたら…
「ぼくの将来の仕事は楽しいかなぁ？」と首を傾げています。
将来の仕事。
「警察官」
「お笑い芸人」
よく聞く息子の夢はこの2つ。
どっちのこと？
「”王様の見守り”になると決めたんだけど」
王様の見守り（みまもり）。
人生で初めて聞いたワードです。
「王様を守るんだから大変そうだね。でも楽しいことを見つけてがんばって下さい」とお伝えしときました。
最後に息子の洗濯物干し。
50円のおこずかいをあげています。
毎回オリジナルの干し方で、今回は洗濯ネットで王様を守る壁を作ったんだってさ。
えらいね。
もう将来の仕事のシミュレーションをしているだなんて。
で、肝心の洗濯物はどこだい？
ほう。ネットに放り込んだままとな。
「臭くなるからちゃんと干してよ！」と注意したら、
「それは王様の貢ぎ物だから！」
と逆ギレ。
王様。
履き古した靴下と、使い込んでクタクタになったタオルハンカチをどうぞお納めください。
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