【7歳からどうしよう】
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妊娠中。
男児と判明してすぐ、本屋へ向かいました。
保育士時代の記憶が甦ります。
1つの遊びを長く続ける女児に対して、部屋をひたすら周回して楽しんだり、目につくものにすぐ反応し転々としがちな男児の生態を思い出し、「予習」必須と思い立ったためです。
立ち読みにて、内容、読みやすさ等を吟味しコチラに決定。
「よし。相棒はこれに決めた」
その日から現在まで、常にデスク横に鎮座し、「いかん。手に負えない」と感じるたび手に取る愛読書をご紹介します。
「予習」のつもりが大体「しまった!」になる
事前にしっかりと心づもりをして、
「そうくる時期だね」
「無駄なようでそれが大事なのよね」
と余裕で立ち向かう予定でした。
しかし人間とはズボラなもので、「もうダメだ」と思った時に存在を思い出す。
読み返すと、いいカモと言わんばかりに本通りの行動をしている息子!
そして、「やっちゃダメな例」をまんまと実行している母!
そして、『0歳から6歳まで』というタイトルキーワードを見て「やばい。もう〇年終わってる!やっちまってるー!」と焦っているのがわたしです。
でも大丈夫。
書籍に書いてあります。
「うまくいかない時は1つ前に戻って丁寧にクリアしましょう」と。
そして、実践すると息子の行動が落ち着くから不思議です。
きっと本の実践例もさることながら、「子どもと向き合おうとする気持ちの余裕」が子どもの行動に反映するのではないかと思っています。
「心配性~気楽な旦那に~八つ当たり~」五七五 心の叫び
男の子を育てるコツとは
表紙を開くと、まずこう書いてあります。
ドキッとした方、ご安心ください。
わたしも仲間です。
わたしの1日の労力の60%ぐらいは、この大切な「わんぱく」とやらを摘むために消費しています。
とにかく、男児には
- 「ダメ!」と言い過ぎない
- 失敗して理解するので、どんどん失敗させる
- わんぱくの目を摘まない
ことが大切だそうです。
本当に真逆のことばかりしていることに気付きます。
特に「失敗させる」。
子どもは大切です。
できれば失敗も辛い思いもしてほしくない。
人生をうまく生きる最短ルートを教えたくなるものです。
経験でしか身に付かないことなんて十分分かっているはずなのに。です。
「汚さないで。触らないで。座って待ってて。」はい、不可能。
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好奇心を育てる0歳
各年齢の男の子にあわせた関わりの具体例をまとめました(性別関係ない関わりももちろんあります)。
詳細な説明、参考例・実践例は、書籍で丁寧に説明されています。
ぜひ一度、ご一読ください。
とても読みやすい本ですよ。
【0歳】
男の子の成長は好奇心からスタートします。
必要なのは好奇心をどんどん持たせること。
自分の興味のないことには関心を持てず、飽きやすく、注意散漫になりがちな男の子。
さまざまなものに興味を持つ好奇心旺盛な子にするために、感性を育てることが必要。
感性豊かな子に成長させるために、感情を刺激する関わりをしましょう。
感情への刺激=五感ですね!
まずは語りかけ(聴覚)、抱きしめる(触覚)。そして視覚、嗅覚、味覚への刺激を。
言葉がけをたくさんすると、語彙力に差が出るというのはよく聞く話ですね。
特に男の子は女の子と比べて言葉の発達が少し遅くなるので、自分の思いをうまく伝えるのが苦手。
男の子は理解されないとイライラしてくるので、イライラしない子にするためにもこの時期からの言葉がけは重要だそうです。
形容詞の多用は五感を刺激する上で効果的。
またベビーサインなどを活用していくのも◎。
肉体的にも精神的にも疲れがちな乳児期のお母さん。とにかく散歩が1番かもしれませんね。
家を出る。外に出る。人に挨拶する。
それだけで「あぁ、人間に戻った」と思えるかもしれません。
ブログで見るような、乳児を連れおしゃれしてのランチはウソ!だと思う。お母さんも散歩で癒されてください。
とにもかくにも1番はスキンシップ。
1歳頃までにつくられる愛情の基礎を強固なものにしていきましょう。
超新米。一応やっていたつもり。
でもそれより孤独で病んでいた記憶の方が鮮明。
やる気を育てる1歳
【1歳】
男の子は急に夢中になってはすぐに飽きてしまうのが特性。
そんな男の子のやる気に火をつけるのが、「できた!」という体験。
この小さな「できた!」の積み重ねが大人になってからの行動力の基礎になるのですが…
ここからが親の試練。
「ダメ!」を言いすぎない。
分かっていてもですね。
男の子は女の子よりやる気をくじかれやすい性質があるので、好奇心や探求心を摘まないようにここは我慢我慢。
「ダメ!」と言わずに「危ないよ」と伝えるのがいいそうですよ。
こちらに関しては、女性より男性の方が得意かも。
旦那はめったに「ダメ!」と言いませんでしたね。きっと、類友だからかな。
そして、これも大切なこと。
男の子にはやり方を教えてはいけない。
これには非常に苦戦した記憶があります。
ついつい先回りして言っちゃう。
まず、やらせて何をするか観察する。
大人のやり方を見て学ぶことができる女の子と比べて、自分で何でもやらなければ気が済まない男の子。
この時期に自ら「できた!」という体験をたくさんさせ積極的に学ぶ姿勢を身に付けさせることで、女の子とのハンディを埋めておく必要があるそうです。
そして、男児ママに朗報。
何度言っても耳に入らないのは成長しているとき。
夢中になっているときは、どんなに叱っても耳に入らない。
必ず成長に関係している。
だから大丈夫。
あぁ。毎回誰かこの言葉をささやいて思い出させてほしい。
夢中になっているときはそっと見守る。家事をする。
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集中力を育てる2歳
【2歳】
女の子と比べて、集中するのが苦手な男の子。
自然の中に連れ出せば、集中力がつく。
これは本当だと実感しました。
ただただ転がる。虫を見る。葉っぱをちぎる。
おもちゃではすぐに飽きるのに、公園での何がおもしろいのか分からない遊びなら飽きずに続けます。
同じことを続けている時は、体験し、考え、探求している時。
集中力を伸ばすチャンス。
話しかけず、そっと見守る時間です。
また、男の子は自分の興味のあることにしか集中しないので、興味のあることは徹底的に!
あとは運動。
集中力は運動と密接な関係を持っており、体を自由にコントロールする機能は我慢や努力する機能と関連しているそう。 よくできているものですね。
男の子に運動をさせると集中力がつき、心も強くなりますよ。
例として、
走っている時に急に止まらせる。戻らせる。
これは自己コントロールの神経の発達と関わっているそうです。
最後に、
「悔しい」「手伝って」等の言葉を教える。
こちらについては、かなり効果的でした。
言葉の発達が遅く、うまく気持ちを伝えられない男の子。
こういった感情表現の方法を伝えると、息子のイライラMAXだった感情がスッと落ち着くんです。
男の子のストレスが減る効果があるとか。
イヤイヤ期真っ只中。きつかった。
「無理難題でもけっこうです。明確にご指示ください。何がそんなに気に入らないのでしょうか。」
ということで、
反省だらけの0歳~2歳 未満児編でした。
ちなみに。
「2歳、4歳、5歳は手がかかる!
この時期に頑張れば、あとの子育てがすごく楽になる!」
そうです。
感想。
「2歳。頑張れなかった…かも」
「4歳、5歳今からか。げっそり」
でも、あとの子育てが「すごく楽になる」なら頑張ってみる!!
以上児編へ続く。
同士の皆さん。
感情コントロールお疲れ様です。
女の子版もあるよ。
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