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2020.10.18(日)
いよいよ来ました、本試験。
結果は…
自己採点 39点(50点満点)でした。
今回は、試験で注意したことや試験後の行動について。
宅建試験 2時間に立ち向かう
試験前や当日の注意事項は、これまでの記事にある通り。
試験官の指示に従い、いよいよスタートです。
仮面(フェイスシールド)を被った試験官がズラリ。まぁまぁ怖いです。
事前に予定していた通り、
- 宅建業法
- 法令上の制限
- 税・その他
- 権利関係
の順番で。
出鼻をくじかれないよう、一番易しい「宅建業法」から解くことで落ち着いて自分のペースを掴みます。
確実に取れる問題は取っていく。
時間配分コントロールの意味でも重要です。
長文問題には、
区切りのよいところでスラッシュを入れて。
登場人物が宅建業者か、ではないか、
間違えないようにラインを引いて。
迷った時には、改めて問題を読めばウソみたいに理解できることもあるので、一旦飛ばして次の問題へ進むのもよい判断だと思います。
ただ、後で問題を見直すことを忘れないよう、問題にマークをつけていてくださいね。
問題を飛ばしたり、または順番通りに解かない最大のデメリットは、問題と解答の行がズレることですのでここは要注意です。
本当に注意されてください!
隣の人の消しゴム使いでめっちゃ机が揺れる。大人だから許す。
「宅建業法」で勢いづいた流れにのって、「法令上の制限」や「税・その他」も進めていきます。
自信がない問題は後で見直せばいいので、とりあえず問題50問を1周してみます。
一度全部通ってみると、
「よし、一旦解いたぞ」と気持ちが落ち着くと思いますので、まずは考えすぎずに。
時間が足りなかったらどうしよう…
という不安はここでクリア。
時間は気にしなくて大丈夫。
実際に試験を受けてみて、時間が足りなくて困ることはほぼないと感じました。
そして、例の「民法」さん。
教科書で勉強をしていないので、自分の倫理観でひたすら悪者を探す作業に入ります。
しかし困ったことに、1つの問題で悪そうなやつがたくさん出てくるんです。
やっぱ、大体友だちなんですねぇ。
一番悪いやつをひたすら探します。
悪いやつ。悪いやつ。
見つけました。よし、成敗。
模試でも、勘で14問中11点は正解しましたし、低く見積もっても8点は取れるでしょう!
と民法は楽観的に終えました。
えっ、信じてたのに…
あなたが犯人だったの…
目標40点へ向けて、問題をこねくり回す
民法以外の36問で32点を取って、民法で8点取る。目標点数は40点です。
宅建試験は合格点が決まっておらず、毎年、受験者のうち15%程度の合格者数にあわせて、合格点が推移します。
過去5年間の数字は以下です。
- 2019年 受験者数 220,797人
合格者数 37,481人
合格点 35点 - 2018年 受験者数 213,993人
合格者数 33,360人
合格点 37点
- 2017年 受験者数 209,354人
合格者数 32,644人
合格点 35点
- 2016年 受験者数 198,463人
合格者数 30,589人
合格点 35点
- 2015年 受験者数 194,926人
合格者数 30,028人
合格点 31点
大体35点前後で推移しているようですが、合格点37点という年もあるようなので確実な40点を目指します。
一通り問題を通ったあとは、重箱の隅をつつくように細かく問題文と向き合います。
繰り返し問題をこねくり回しているうちに、ひねくれた見方をしている気がしてきて不安になってきました。
最初に出した自分の答えを信じることにして、ここからは、自分の解答を問題用紙に書き写していきます。
問題用紙は持ち帰り可。
解答を記しておくことで自己採点ができます。
合否発表の約2ヶ月先まで悶々としないために、自己採点をしてあらかた合否を自己確定させておいてくださいね。
1時間40分で全てが完了。
会場のホテルを出ると、スクールの営業が待ち構えます。
たった今行われた試験問題をプロの講師陣が解いて答えを出し、自己採点で不合格だった方の次年度受験のスクール誘導を行うため。
わたしは子どもが待っていますので、家に帰ってYouTubeで講師陣の採点を待つことにします。
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自己採点を行うも、結局発表の日まで悶々とする
わたしの自己採点は39点。
問題をこねくり回す前は自己採点42点でしたが、こねてる間に3点失ってました。
(全て民法問題でした)
2020年の合格点は38点でしたので、これ以上こねてたら危なかった。
自己採点39点の内訳は、
- 宅建業法 → 20点(20問中)
- 法令上の制限 → 7点(8問中)
- 税・その他 → 7点(8問中)
- 権利関係 → 5点(14問中)
例年であれば合格している点数ですが、今年は各スクールや講師の出す予想合格点がバラついて。
35点~40点まで予想点がバラつきましたので、結局、合格発表まで気持ちが晴れることはありませんでした。
登録実務講習を申し込む
合格は確定ではありませんでしたが、自分を信じて登録実務講習を申し込みます。
不動産の実務経験が2年以上ない方は、合格しても宅建士証を発行してもらえません。
わたしのような経験のない者は、この「登録実務講習」を修了する必要があります。
はい、またテストです。
この講習は主催会社によって費用がバラバラ。
しかし調べたところ、内容やテストはそう大差ないようです。
目的は1つ。
「登録実務講習」のテストに合格し、修了証をもらうこと。
受講費用は主催会社によって倍以上の開きがあったので、居住している福岡で一番安いところを先に見定めていました。
この登録実務講習は年がら年中開催されているわけではなく、合格発表後に集中しています。
枠が抑えられなければ、また来年。
できれば勉強の記憶があるうちに、早い日付の講習枠を抑えておきたい。
よって、合格発表前に申込を行ないました。
不合格なら、申込費の返金なし。
11,000円のギャンブルにでます。
この登録実務講習については、
また別記事にて。
試験で注意したことまとめ
- 問題と解答の行がズレていないか。
- 後回しにした問題を、ちゃんと解いたか。かつ、それにより解答の行のズレはないか。
- 自分の解答を問題用紙に書き写したか。
無事合格。
2020年度の宅建試験は、試験を2回に分けたイレギュラー開催でした。
受験者数
10月実施分 168,989人
12月実施分 35,258人
合計 204,247人
合格者数
10月実施分 29,728人
12月実施分 4,609人
合計 34,337人
合格点
10月実施分 38点(合格率 17.6%)
12月実施分 36点(合格率 13.1%)
おつかれさまでした!!
この頃の子どもの口ぐせ。
「おべんきょうするから、早くねて!」怒りの矛先:トーマスのぬいぐるみ
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