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【宅建独学】3ヶ月で一発合格を叶える、7月8月9月10月 月別学習法

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学ぶ順番は、合否を左右します。

教科書通りの学習は、大きな落とし穴。

今回は、主婦であり、母であり、フルタイム会社員であるわたしの、3ヶ月の学習スケジュールを具体的にお伝えします。

7月 宅建業法

7月。
いよいよ宅建試験の学習スタート。

相棒はコレ。教科書と過去問題集。
同時並行でお願いします。

最初は配点割合も多く、一番易しい「宅建業法」からが鉄則。

ここは宅建業の制度が分かり、今後、家を購入される際にも重要な知識が学べるので楽しい分野です。

35条書面、37条書面が厄介ですが、暗記でなく理解で解ける分野です。

今35条、37条書面に手こずっている方。

本試験までにはきっとクリアできます。
大丈夫です!

きっと今なら、重説にイヤーな突っ込みできそう。

ただわたしの場合、報酬計算がちょっとてこずりました。

試験では電卓は使えません。

数字も数百万や数千万という単位ですし、〇%の計算だったりがどうにも苦手で。

イチ ジュウ ヒャク セン マンとブツブツ言いながらどうにか解きました。

暗算できる方はきっと余裕。

現在の消費税率が10%でよかったです。
8%だったら多分ミスっていました。

「宅建業法」は20問の配点がある試験のメイン分野です。

本試験まで記憶を1ミリも飛ばさないよう、ご注意ください。

入れた知識は死守で!!

あっ。学習をスタートしたてでのテキストへのマーカー引きはお勧めしません。

わたしは当初張り切ってガンガンマーカーを引きまくりましたが、後で振り返ると見事なまでに重要ポイントが外れていました。

情報も書き込んでいきたいので、マーカーはなしでお願いします。

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8月 法令上の制限

8月。
まだモチベーションはキープ中。

元気よく「法令上の制限」に入ります。

早速、1ページめの都市計画法へ。
そこでいきなり壁にぶち当たりました。

順調に進んでいたはずの宅建学習。

この都市計画法が、何度読んでもちっとも頭に入らないんです。

〇〇区域とか、容積率がどうとか建蔽率がどうとか、開発許可がどうとかこうとか。

あまりにもわたしの生活に身近でない言葉だったためか、スッと入ってこず本当に苦しみました。

ここが宅建学習期間で、一番苦しんだゾーンだったと思います。

でも安心してください。
振り返ると、充分乗り越えられますよ!

一気に点と点が繋がる瞬間があります。

ここはぜひ図解で!
頭に図を浮かべながら覚えてくださいね。

この「法令上の制限」分野には、実はもう一人厄介な大物がいます。

建築基準法です。

そいつの方が厄介です。

しかし、都市計画法をクリアした段階であれば、もう免疫がついています。

次の大物の建築基準法も、そこまで恐れる必要はありません。

「法令上の制限」分野には

  1. 都市計画法
  2. 建築基準法
  3. 国土利用計画法
  4. 農地法
  5. 宅地造成等規制法
  6. 土地区画整理法
  7. その他法令上の制限

という項目があります。

①②の都市計画法と建築基準法が完全なるボス。

残りの5つはとっても易しいんです

宅建についての他の記事や動画では「2つの大物を後回しにして、まずは易しい5つを仕上げて!」というアドバイスが数多くありますが、そうは思いません。

苦しんだわたしからのアドバイスとしては

がんばって、先に都市計画法をやっつけといて!

と言わせてください。

残りの5つはたしかに易しい。

ですが、先に楽をしてうっかりボスを2つも残してしまうと後が辛いです。

先に都市計画法をやっつけておけば、残りの5つがとっても楽勝に感じます。

そして、最後のボスである建築基準法に取り掛かった時に、必ず「あー!やっててよかった都市計画法!」と思うはずです。

これは自信を持ってお勧めしたい方法です。

あっ。建築基準法の【用途地域内の用途制限】は手ごわいので、本試験までに覚えるつもりで。

8月 つづき。税・その他

「税金関係」はもうよく分からないゾーンなので、深く考えず、制度を理解しようとせず、ひたすら数字を暗記、暗記、暗記。

ここ数年の出題分野の統計を調べ(教科書に載っています)、「昨年ここは出題されたから次は出ないだろう」と消去法で勉強範囲を厳選するのも十分効果ありかと思います。

8月はインプットする情報量がキャパオーバーになり、ロケット鉛筆になってきました。

1つ入れては1つ飛び出す。

そしてお盆期間中。

勉強での前傾姿勢がつづきすぎてギックリ腰ならぬ、ギックリ背中に。

3日間、首から腰まで動かなくなったのも、今となっては懐かしい思い出。

9月 民法こんにちは。そしてさようなら

9月。
いよいよ「権利関係」に突入。

本は読みなれてきた方なのにまったく読解できない。ちょっとビックリ。

しばらくあがいた後、静かに教科書を閉じ、さよならすることを決めました。

時間が足りなすぎました。仕方なかったです。

しかし民法も、直近数年の出題内容であらかじめ今年の予測も立てられると思いますので、重点的に学ぶ範囲を決めるのもよいかなと思います。

さて。民法を捨てた分、そこから他分野の怒涛の復習に入ります。

が…。

この方法(民法を捨てて、他を完璧に仕上げる戦法)は、あまりにハイリスクなのでお勧めはできません。

それにわたしが家を買うなら、きちんと民法を学んだまっとーな営業マンから買いたい。

その頃は飛込営業をしていた時期でもあり、
いつも頭からもうもうと煙が出ている状態でした。

もちろん営業に宅建の知識は必要なのでしょうが、「宅建の学習」と「不動産営業の実践」はまた別というか。

日中の営業活動と、夜の学習。

新しく入れる知識が2倍という感じで、それはもう。。。

9月に入ると、訪問先の不動産会社で別室に籠もって黙々と勉強している社会人1年生たちを見かけるように。

聞くと、業務の一環として、宅建試験へ向けて一日中勉強をさせてもらっているとか。

日中に学習時間を設けられることをうらやましく思っていましたが、彼らは彼らできっと、会社に残れるかどうかの死活問題なのかもしれないですね。

残す「統計」ですが、直近の不動産市況の実績が間際にあがってきますのでギリギリでの勉強になります。

しかし、こちらは残り2日もあれば十分です。

統計はもういいかなぁと捨てそうにもなりますが、ただの暗記ものです。

ここで1点捨てるのはもったいない!

ぜひ試験当日でもなんでもいいので、直前に叩き込んでください(意外と直前の方がいいかもね)。

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史上初の試験日2回!そして、ごほうびで自分を釣る

2020年の宅建試験。

密を避けるために、10月と12月の2回開催というイレギュラーな年になりました

わたしは10月受験組。

はじめは2ヶ月学習期間が延びるため、12月受験を希望していましたが、短期集中型のわたしはもうモチベーションを保つのが限界になってきました。

自分で試験を受けると決めたくせに、「何でわたしがこんな目に遭わないといけないの?」と世の中を恨んでいました(笑)。

どうにか自分を奮い立たせようと、合格した暁には何か自分にご褒美を与えようと思いつきます。

考えても特にほしいものが思いつかなかったので、友人にずっとお勧めされていた「全身脱毛」に決定!

あがいて何が悪い

今更なんのつもり?とか言わないで~。

現在、ごほうび満喫中です☻

ぜひ皆さんも試験終了後のご褒美を考えてみてください!食べ物でも買い物でもマッサージでも。

実際、わたしのような短期集中タイプは10月受験でよかったかもしれません。

12月は寒いでしょうし、何より12月27日の年の瀬まで勉強のことを考えたくなかったです。

ちなみに、わたしの学習方法ではノートへのまとめ等は一切行っていません。

一瞬試しましたが、アウトプットの方法としては時間の使い方が効率的ではないように感じました。

そのかわり付箋の多用と教科書への補足の書き込みはたっぷり行い、「この1冊にすべてが詰まっている」状態にはしていました。

そして、常に肌身離さずですね。

【補足】:
わたしの場合、試験までの期間が短く幼児を子育て中だったこともあり、スクールに通う時間を確保できませんでした。

もし上記条件に当てはまらなければ、自分に喝を入れるため、そして正しい情報を正しい方法で効率よく学ぶためにも、スクールを検討したと思います。それが前提にある独学の記録です。

次回は、設問の読み方のコツ、凡ミスを起こさない試験対策方法。そして模試について。

細かなことですが、合否を分けるなかなかに重要なポイントになると思います。

また次回!

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