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今月はじめ。ひっさびさの父とのケンカ。
一方的ではありますが、大人でなかなかそれないだろう?というレベルで、ビデオ通話越しの父を怒鳴りました。
「いいかげんにしてよ!」
ってね。
きっかけは孫に対しての発言。
田舎に住む父は、わたしが子どもの頃そうされたように、孫への可愛がり方もひねくれていて素直に褒めません。
可愛いと思っているのに、「アホだ」とか「やっせん」とか。近所の子と比べてみたり。否定的な言葉のオンパレードで。
余裕がある時はわたしも笑って流せるのですが、その時はなんでだろう。
耐えきれず、怒鳴ってしまいました。
息子(孫)もしっかり言っていることを理解できます。
毎回じっじからこんな否定的な言葉を浴びせられたら、自己肯定感が低くなるんじゃない?と心配になってしまうのです。
昔の父なら怒鳴り返してきたでしょうが、父もおじいちゃんになり丸くなったのか、孫の前で怒鳴られて恥ずかしかったのか、思い当たることがあるのか。
分かりませんが、笑って流していました。
父の愛情表現(照れ)であることは、十分理解していたつもりなんですけどね。
電話を切ったあと、息子が泣き出しました。
「ぼくはアホなんだね。ごめんね」と。
そんなこと初めてです。
そうは思っていないと思うんですが(いつもはアホと言われて喜んでいる)、多分母とじっじの会話や空気を察してのことかなと思います。
その姿を見て怒りが収まらず、父にLINEしました。
ちなみに、父にLINEの文章を送ったことはほぼありません。
ほぼ毎日LINEしますが、画像や動画を送るのみ。
「◯◯が「ぼくはアホなんだ」って泣いてる。お父さんが言うように○○はアホかもしれないけど、わたしたちは良いところを認めて可愛がっていくわ」と。
初めての娘からのLINEがこれで、絶対傷ついたと思うけど。はらわたが煮えくりかえっていたので(笑)
それから2週間。
お互いに一切電話をしなかったのですが、ある日お菓子に野菜、クリスマスプレゼント代が送られてきたのをきっかけに、お礼の電話を。
「例の件」にはお互いに触れず、和やかに会話をしたのですが、父の様子がいつもと違います。
『孫をけなす = 最大級の愛情表現』
だった父なので、孫に話し掛ける話題がないのです(笑)
会話ができなくて、明らかに困っているのです。
全く。あまのじゃくよぉ。
旦那にその件を話すと、
「お義父さんの愛情表現を奪うなよ~」
とからかわれましたが。
ひどいことを言って後悔したのも事実ですが、思い返せば、息子が産まれてから父に対してイライラした理由って、全てコレでした。
何度、「もう○○も理解しているからアホとか言わないで」と頼んでも、嬉しそうにけなすんですよ。
ずっと臭いものに蓋をしてきた自分のモヤモヤした気持ち。この機会にババババーッと発散できて、わたし的には良かったのかも。
父は知りませんが。
子育てに一切口を挟まないタイプの父なので、そこは感謝しています。
旦那の方の両親も同じく。
これって、きっと当たり前じゃないんだろうと思うんです。わたしはがっつり口を出しそう。
昔、保育園で勤めていた際に、上司に言われた言葉が今になって思い出されます。
「子どもを持ったら生きがいにしちゃダメよ。子どもには子どもの人生があるんだから、自立させることが何より大事」
その時は一切響かなかったけど(すみません)、ほんとそうだなぁ。
そっか。
父に対しても、良い面に目を向ければありがたいことはたくさんある、と自分に言い聞かせて終わろう。
最後に、今年のポンカン。
父:「何個いる?」
わたし:「今年は30個ぐらいちょうだい」
届いたポンカン、180個。
言った数の数倍送ってくる、親あるある。
そういや、『silent』で言ってましたね。
「物は親の真心。言葉じゃ伝えきれないから物に託すの」って。
いつもありがとう!!
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