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いつもは起きない旦那が5:30に飛び起きる。
隣のお宅から警報音が聞こえると。
いつまで経っても鳴りやまないと。
隣は高齢のおばあちゃんが1人で暮らしているので心配です。
旦那がお隣へ向かい、インターフォンを鳴らすも出ない。
玄関横の小窓を開けてみると、運よく鍵がかかっていません。開けてみます。
室内は真っ暗。
格子越しに旦那が「大丈夫ですかー」と何度も呼び掛けているので、わたしも駆けつけます。
旦那が「中から声がする」と言います。
中に人はいる。
警報は鳴り続けている。
おばあちゃんは玄関に出てこない。
どうする!
どうする!!
どうするよ!!!
こういう時、どうしたらいいかとっさに判断できません。
もしかしたら寝ているだけかもしれない。
警報音が聞こえづらいぐらい、耳が遠いかも。
警報ボタンを誤って押して、止めることができないだけかも。
いろいろ考えてしまうと、踏み出す勇気が…。
確か、同じマンションの別世帯に娘さんらしき人が住んでいたはず。
よく行き来をするのを見たことがあります。
でもどこの部屋か分かりません。
あぁ、部屋番号聞いておけばよかった。
おばあちゃん。
何かあったら娘さんに電話するよね?
こちらが窓越しに呼び掛けてるんだから、問題ないなら「何ですか?」って玄関に出てくるはずよね?
じゃあ、なんで出てこないの!!
もう警備会社を待てない。
何かあってからでは遅い。
交番で相談しよう!
旦那に声掛けを続けてもらいつつ、わたしはマンションすぐの交番に走りました。
が、誰もいなーい!!
巡回中!!
やはり警察や救急に電話するのは気が引けてしまいます。
もし何でもなかったら、おばあちゃんを大ごとに巻き込んでしまう。旦那に相談に戻りたい。
なのに、焦ったせいで鍵を持って出るのを忘れた―( ノД`)シクシク…
旦那は外で呼び掛け中。
子どもは寝ている。
自宅のインターフォンを鳴らしても、もちろん誰も出ません。
誰か中に入れて―!!
もう決断するしかない。
119番に電話。
あぁ、もう引き返せないよ。
朝刊を取りに来た住人に、無事エントランスに入れてもらい急いで部屋へ。
旦那と「何かあってからでは遅いから」とお互いを納得させ、救急車を待ちました。
そのうち警備会社の方もやってきて中に声を掛けてくれますが、鍵は開けられないと言います。
鍵が開けられないとなれば、やはり救急を呼んでよかった。
救急がやってきました。
事情を説明します。
救急隊員の方々、迷わずわが家のベランダからお隣のベランダへ。
そうか、隣だからうちから入るのか。
冷静にそんなことを考えている間に、5~6人の隊員が続々とうちへ入ってきます。
玄関側の通路の方でも、中のおばあちゃんに呼び掛けているようです。
われわれは自宅で待機していたので詳しくは分かりませんが、外から「ガラス割るからね!いいー?」と救急隊員が確認する声が聞こえた後、救出されました。
おばあちゃんの様子が分からないので、いまだにこれで良かったのか分かりません。
隊員の方の話しぶりから命に別状はないということは感じられたのですが、トイレで倒れていたと聞いたのでなおさら。
でも…
意図的か、何らかのハプニングがあってか。
いずれにしろ、おばあちゃんがトイレの警報を自分で押したのは間違いないので、判断は間違えていないと信じたい。
おばあちゃんが無事でありますように。
ちなみに。
午前2:30頃にも、わたしは旦那に「どっかから警報音がする」と相談していました。
その後、どなたかがドアを叩いて呼び掛ける声が聞こえた後警報音が止まったので、「解決したのかな」と思っていたのですよね。
もしかしたら、深夜の警報も隣のお宅だったのかも。
「その時からおばあちゃん困っていたのかな」と思うとゾゾッ。
今度必ず、娘さんの部屋番号を聞いておこう。
【追記】無事娘さんに部屋番号を聞けました。おばあちゃんは無事。やはり夜中の時点から倒れていたそうです…。
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